クレジットマスターで逮捕
大量に作成した16けたの番号から、実際に利用できるクレジットカードの番号を割り出す「クレジットマスター」と呼ばれる手口を知っているでしょうか?
このクレジットマスターを使って荒稼ぎしていた女性が逮捕されたというニュースがありましたので、ここで紹介します。
逮捕されたのはなんと21歳の女性です。
インターネット通販で不正に商品を購入したとして、窃盗と私電磁的記録不正作出・同供用などの容疑で逮捕されたということです。
詳細は、クレジットマスターで作成した他人のカード番号を利用して、ネット通販会社で買い物をしたというものです。
68人分のカード番号を割り出し、ネット通販で約300件(約1000万円相当)の商品を購入したと言うのです。
もちろん、お金を払ったわけではありませんので、正確には盗んだということですよね。
専用のソフトがあれば簡単に他人のカード番号を入手することができます。
クレジットカード所有者は明細できちんと確認しておかないと、本当に危ない世の中だということです。
クレジットマスターの手法は約15年前に米国で報告され、その後国内でも被害が出始めましたが、摘発例は聞いたことがないとのことです。
それだけ、逮捕が難しいのでしょう。