お金をどこで借りようかがどこでも良いからに変わると破綻が近い
今まで貸金業者からお金を借りたことがないという人が、初めて貸金業者からお金を借りようとするときの思考回路は、「どこで借りようか」というものになると思います。
貸金業者から借入れしていないということは、収入面さえしっかりとしていれば、どこからでもお金を借りることができると思います。
もちろん、身分証明書や収入を証明する書類を全く用意することができないという場合は例外になりますが、普通に会社に勤務している人で貸金業者からの借金がなければ、どこに申し込んでも断られることはないはずです。
どこからでもお金を借りることができますので、どこで借りようか迷ってしまうのが普通の人の感覚だと思います。
テレビCМで流れている知名度のある消費者金融にしようか、インターネットで大きな広告を出しているクレジットカード会社のカードキャッシングにしようかなど、選びたい放題です。
ところが、借入れ件数が5件、6件と増えていくにつれて、貸金業者の貸付け審査に段々通らなくなってきます。
そして、借入れ件数が8件にもなれば、大手や準大手の消費者金融だけでなく、中小の知名度の低い消費者金融にも借入れを断られていくことになります。
そうなってくると、もうどこで借りようかなどと悠長なことは言ってられず、どこでも良いからお金を貸してくれとなってくるのです。
そして、自転車操業の状態でどこもお金を貸してくれなくなると、破綻となるのです。
お金を借りる人の思考回路としては、「どこから借りようか」が「いくらなら借りられるか」になり、「どこでも良いから貸してくれ」へと変わっていくのです。
破綻しないためには、自分がいくら借りられるかという思考回路になっていたら、貸金業者の利用方法に十分気をつけることです。