【消費者金融で借りる】金利だけに惑わされると損する場合もある
銀行の預貯金であれば、金利が年率0.01%のところと年率5%のところがあれば、誰でも金利の高い年率5%のところに預けると思います。
これは、預貯金に対する条件がどの銀行でも同じのために、金利が絶対的な材料判断になるからです。
しかし、貸金業者からお金を借りるときにはサービスが多様化して条件が違うことが多いので、金利が絶対的な判断基準にはならないと思います。
今日にでも30万円のお金が必要なとき、A社は即日30万円の融資が可能だが、金利が25%でした。次のB社は即日融資ではなく融資日は1週間後になるが、金利が5%でした。
そしてC社は即日融資できるが融資額は20万円までしか無理で、金利が10%でした。また、D社は即日融資できるが融資額は10万円までしか無理で、金利が29.2%でした。
金利だけで判断すればB社になりますが、B社を選ぶと融資日は1週間後になってしまいます。1社からの借入れにこだわらなければ、C社とD社の2社から借入れして30万円にすることもできると思います。
このように、お金を借りるときには、今の自分の状況を正しく分析して、どこから借りるのが良いのかを総合的に判断しなければいけないと思います。
貸金業者には、金利や融資日、融資額以外にも、無利息期間やポイント付加、キャッシュバック制度、旅行くじ、失業時の救済制度など、多種多様なサービスの違いがあります。
消費者金融を利用する人には、お金さえ借りれば後は何でもかまわないという人が多いと思いますが、金利も含めて、いろいろと検討してみることも大切だと思います。