
医療費を工面する場合は高額医療費融資制度を利用する
高額医療費融資制度とは、高額医療を受けた場合に利用することができる保険制度で、高額医療費制度と平行して利用される制度になります。
消費者金融からの借入のように、借入れたお金が使途自由というわけではありませんが、高額医療を受ける予定の人は、こちらの制度を利用したほうが良いでしょう。
高額医療費融資制度は無利息になり、返済は高額医療費制度で支給されたお金で行うことになります。
高額医療費制度とは、高額な医療を受けるときに一定額を超えた分の金額が支給される制度です。所得によって条件が変わり、低所得者でも高額な医療を受けられる保険制度になります。
ただ、高額医療制度は事前に申請すれば病院での支払時点で差し引かれますが、事後申請になると申請から約3ヵ月後の支給になります。
病院代を建て替えなくてはいけませんので、高額になると厳しいものがでてきます。そこで、高額医療融資制度の登場となります。
この制度を知らずに、高額医療費を消費者金融から借入する人も少なくありません。
消費者金融からお金を借りれば金利が発生しますが、高額医療費融資制度なら金利なしでお金を借りることができますので、覚えておいて損はないですよね。
また、高額医療費融資制度や高額医療費制度は、健康保険に加入していることが条件になりますので、保険料を滞納して無保険状態になっている人は利用することができません。

