貸金業者からお金を借りる際には、現住所は正確に申告する
貸金業者からお金を借りる際には、正確に現住所を申告する必要があります。
貸金業者にとってお金を貸そうとしている相手の住所が不明なら、まずお金を貸すことはありません。住所は本人が申告する情報の中で、もっとも重要だと言っても良いぐらいです。
貸金業者はお金を貸すところですが、お金を返してもらうところでもあります。お金を貸して、みんながみんな何もしなくてもお金をきっちりと返してくれるのなら、これほど楽なことはないと思いますが、現実は違います。
借りたお金をきちんと返す人もいれば、何人かに1人はきちんと返済しない人も現れます。貸金業者はそうした返済しない人、もしくは返済できない人を最小限に止めるために、一生懸命貸付審査をしているのです。
そして、返済しない人には返済してもらうよう迫らなければいけません。でも、相手の住所がわからなければ、どうしようもないですよね。
そこで、貸金業者はお金を貸す前に、きちんと契約者の正確な住所を確認しているのです。
ネットカフェで寝泊りしているネット難民や、車で寝ているというような人、ホームレス、友人宅を転々と移動しているという人など、そうした住所がはっきりとしない人は、貸金業者からお金を借りることはできません。
引っ越したけど住民票を変更していないという人は、申告した現住所を確認する手立てが貸金業者にはありませんので、融資を断られるか、もしくは住民票を変更してからの融資になると思います。
単身赴任中なら、自分の家と単身赴任先の住所を正確に申告することが必要ですし、夫婦喧嘩して家を飛び出し、今は実家に帰っているというなら、そのことを申告しなければいけません。
申込書に記入した現住所には実はあまり返っておらず、別の所に寝泊りしているという場合には、そのことを正直に申告したほうが良いと思います。
貸金業者は住所に関して少しでも怪しい点があるなら貸してくれませんし、後から嘘がわかったときには、それを理由に完済を迫ることもあると思います。