本人確認書類がなければ100%お金は借りれない
親や知人からお金を借りるときにはいらなくても、貸金業者からお金を借りるときには必ず本人確認書類がいります。
これは、消費者金融からの借入れだけでなく、クレジットカードを作るときや、銀行の個人ローンを利用するときなどでも同様です。
また、銀行口座を作るとき、証券会社に口座を作るとき、生命保険に加入するときなどでも、本人確認書類の提出を求められます。
貸金業者では、貸したお金を返してもらわなくてはいけませんので、本人確認書類によって本人をしっかりと特定する必要があります。
さらに、2003年1月に施行された正式名称「金融機関などによる顧客などの本人確認などに関する法律」である本人確認法というものがありますので、これを怠ると貸金業者は罰せられますので、本人確認書類を必ず出させます。
ちなみに、この本人確認法はテロ資金供与防止条約に則ったもので、テロに使われたお金を特定するためのとても重要な法律になります。
たまに消費者金融の店舗に手ぶらで来店して、お金を借りようとする人がいますが、本人確認書類を用意しなければ100%お金を借りることはできないでしょう。
でも、本人を確認するような書類なんて持っていないという人もいるかもしれませんが、そんなことは絶対にありません。
日本人であれば健康保険証は必ず持っていなくてはいけませんし、住民票を申請すれば必ず手に入れることができると思います。
また、本人確認書類は審査の前にいるというものではなく、ほとんどの貸金業者では審査でОKを出した後、融資を実行する直前に提出を求めています。