医者はお金を借りに来ない
お金をよく借りる職種もあれば、当然お金を全く借りない職種もあります。お金を借りるのには低所得者が多く、借入れ理由のほとんどが生活苦になります。
世間では借金の理由は浪費やギャンブルというイメージがありますが、生活のために借金をして、借金を返済するために借金を繰返すというのが最も多いケースです。
お金を借りる理由が生活のためというのが多いということは、高所得者がお金を借りることは少ないことになります。お金を借りない職種とは、やはり高収入の職種ということになると思います。
実際、消費者金融に勤務していたときには、1000万円を超えるような高所得者からの申込も全くないわけではないですが、全体で見れば少なかったと思います。
そして、看護師からの申込はあっても、医者からの申込は一切ありませんでした。高級官僚や弁護士といった高所得者からの申込は少ないですがゼロではありませんでした。
でも、医者からの申込は全くなかったのです。医者はそれだけ収入が高いということなのでしょう。
また、医者はお金があってもそれを使う時間がないということも考えられると思います。過酷な労働時間で働いている医者も多く、その辺は大企業のエライ様や高級官僚とは違うところかもしれません。
ただ、たまたま私が働いていた消費者金融業者に医者からの申込がなかっただけで、他の消費者金融業者には医者からの申込があるのかもしれません。
しかし、高収入の職種からもいくつか申込が入ってきている状況で、医者からの申込が全くないというのは、やはり医者はお金を借りることがあまりないということだと思います。
私の知り合いに学校を卒業して勤務医になり、勤続3年の人がいましたが、その年収はすでに数千万円というものでした。さすがに、それだけあれば借金をする理由はないですよね。