個人信用情報機関にはあなたのお金に関する情報が登録されている
どれだけ自社の与信システムの精度を上げても、個人信用情報機関を利用しないで貸付を行うことは考えられません。
個人で営業されているような小規模の貸金業者なら個人信用情報機関を利用しなくても、申込者本人を自分の目で見て審査するということもあると思います。
しかし、たくさんの社員を抱え、いろいろなチャンネルから多くの申込者を募っているような貸金業者であるなら、個人信用情報機関の利用は必須です。
受付で申込者に借入れ状況を申告してもらいますが、それを鵜呑みにするほど貸金業者は甘くはありません。個人情報機関に照会することで、申込者の借入れ情報などを丸裸にするのです。
また、日本には5つの信用情報機関があります。全国信用情報センター、シーアイシー、ケーエスシー、シーシービー、テラネットです。
個人で経営しているような小規模な貸金業者を除けば、ほとんどの貸金業者がこの5つの信用情報機関のうちの1つには加盟しているはずです。
貸金業者は申込者の情報を照会するときには、その個人信用情報機関に照会料を払います。
個人信用情報機関を利用して審査するのにお金がかかるということで、貸金業者はお金を払ってでもしっかり貸付審査したいのです。
それから、個人情報を扱う個人信用情報機関は、情報について大変厳しく管理しています。そのことは加盟している貸金業者にも強いていることで、貸金業者は個人情報について大変厳しく管理しています。
お金を借りる際には、個人信用情報機関の利用について貸金業者から承諾を求められます。
ここで承諾をしなければ審査に進めないわけですが、審査で利用するだけで特に悪用されることはありませんので、安心して承諾してください。