貸付審査の際、勤務先確認のために貸金業者が勤務先へ電話することも

元消費者金融マンが語る【借金返済のいろは】TOP > お金を借りる基礎知識 > 貸付審査の際、勤務先確認のために貸金業者が勤務先へ電話することも

貸付審査の際、勤務先確認のために貸金業者が勤務先へ電話することも

自宅固定電話がないなどで本人会話ができない場合、本人確認のために勤務先での本人会話が必要になることがあります。

勤務先での本人会話は、在籍確認と本人確認の両方を兼ね備えていることから、積極的に実行している貸金業者が多いと思います。

貸金業者に申込してきた人間と、その人間が提示してきた身分証明書の人間が同一人物だとは必ずしも言えません。

他人の身分証明書で貸金業者からお金を借りようとする悪い人たちもたくさんいます。

貸金業者としては、本人確認を身分証明書だけに頼らず、自宅や勤務先での電話による本人会話という手段を用いて本人確認をしています。

勤務先で本人会話をするときには、契約者は何時何分に勤務先に電話をかけてくるように貸金業者に依頼します。

勤務先にかかってきた貸金業者からの電話は、本人が直接とっても良いですし、第3者を通して繋いでもらっても良いです。

この際、貸金業者がどういった感じで電話をしてくるのかを事前に打ち合わせしましょう。

多いのは、生命保険会社からの電話を装ってもらうケースです。そういった外部からの電話を取り次いでもらえないというときには、兄弟や親、取引業者を装ってもらうこともしばしばあります。

貸金業者が勤務先に電話をしてくるときには、間違っても貸金業者ですとは名乗りませんので、安心してください。

電話をかけてほしいのが男性なのか女性なのか、年配者なのか若者なのか、希望を伝えればある程度はしてくれると思います。

 

 

関連記事

  1. 借りようとしている貸金業者は登録業者かどうかを必ず確認する
  2. ゆうゆうローンは継続して利用するものではない
  3. サラ金で借りる前に質屋を利用できないか考える
  4. 【福祉医療機構】年金を担保に融資してもらえる合法機関がある
  5. 医療費を工面する場合は高額医療費融資制度を利用する
  6. 保有している証券を担保にお金を借りる方法~証券担保ローン
  7. 生命保険を担保にして低金利でお金を借りる方法~契約者貸付制度
  8. 滞納すると遅延損害金を支払わなければならない
  9. 滞納してないのに利用限度額が減額されることもある
  10. 融資限度額を増額するタイミングが遅くなってきている