貸金業者からお金を借りる際の申込書記入欄
貸金業者からお金を借りる際には、必ず申込書に記入しなければいけません。電話の申込の場合など、実際には申込書を記入しない場合でも、それは受付担当者が申込者の代わりに作成しているにすぎません。
申込書は各貸金業者によって書式はいろいろですが、記入することにはそれほど差がないと思います。以下に申込書記入欄の代表的なものを挙げます。
氏名、性別、年齢、生年月日、婚姻関係、住所、自宅電話番号、携帯電話番号などの申込者本人に関する情報は必須と言っても良いと思います。
世帯主、家族構成、配偶者の有無、配偶者の氏名、配偶者の生年月日、配偶者または家族には申込の件が内緒かどうかなど、申込者の家族についても聞かれることがあります。
申込者の家族については、全く聞いてこないところもあれば、子供の生年月日まで細かく聞いてくるところもあり、いろいろだと思います。
勤務先の会社名や住所、電話番号、社員数、勤続年数、年収、月収、給料日、勤務形態、仕事内容、職種、業種などの勤務先関係も必ず聞かれることです。
住居種別、居住年数、住宅ローンの有無といった住居関係も基本的には聞かれます。
それから、他社の借入れ件数や借入れ金額も大雑把に聞かれます。
申込を受けた貸金業者は、他者の借入れ状況は調べればわかることですが、申告であまりに借入れ件数が多ければその時点で融資が無理と判断し、審査する手間を省くことができるからです。
また、何を見て申込をしてきたのかということも聞かれます。これは審査には関係なく、今後の経営に役立てようという貸金業者側の都合になります。
そして、使用目的も必ず聞かれます。使用目的を聞かずにお金を貸すことは基本的に認められたいません。
貸金業者が使用目的の真偽を確認することはありませんが、法律で決められているから聞かなくてはいけないのです。それに、明らかに使用目的が不純な場合には、融資をお断りにすることになるでしょう。