最初にお金を借りる際、契約内容の説明が簡単すぎると感じたら・・・
お金を借りるために貸金業者に申込をして、無事審査を通ると、受付担当者から契約内容の説明を受けることになります。
お金を借りるとは、いつまでにいくら返済して、いくらの金利を支払って、延滞した場合にはどうなってということを、細かく決められた契約を交わすことです。
でも、貸金業者からの契約内容の説明というのは、実に簡単で手短なことが多いと思います。
契約書の裏面にはびっしりと契約についての取り決めがこと細かく記入されていますが、それを1つ1つ説明するということは貸金業者ではしていません。
それに、実際には払わなくても良い金利である利息制限法を超えた金利を、払うことになるという説明も当然ありませんよね。
貸金業者が説明することと言えば、毎月何日までにどういった方法で、いくら返済しなければいけないのかという返済に関することぐらいだと思います。
返済についての説明は借りる側にも大事なのでよく聞いておかなければいけませんが、どちらかというと貸金業者のほうに大事なことかもしれませんよね。
ただ、貸金業者はその他の契約内容に関する説明を自発的にはしてきませんが、借りる側で説明を求めれば答えてくれるとは思います。
貸金業者がなぜ契約内容の説明をしっかりとしないのかというと、お金を借りる人の大半が、その説明を求めていないからです。
貸金業者がくどくど契約内容の説明をするのは借り手側には迷惑な話で、さっさと契約を済ませたいという借り手が多いのです。
借金は恥ずかしいことという概念がありますし、長々と契約内容の話をするのは、借り手側には嫌なことなのでしょう。