貸金業者からお金を借りるときの利用限度額決定の流れ
貸金業者からお金を借りるとき、1番気になるのが利用限度額がいくらになるかだと思います。利用限度額を決定する基準は各貸金業者ごとに違うでしょうが、その決め方には大した差はないと思います。
大手や準大手の貸金業者などでは、基本的にはコンピュータ審査によって利用限度額が決定されます。
そこから支店責任者などの決済者が他店の借入れ状況や提出書類の有無などを見て、総合的に判断していきます。
ただ、決裁者が下す判断は、コンピュータ審査によってはじき出された利用限度額の範囲内で行われるのが普通です。
つまり、コンピュータ審査で利用限度額が30万円と出れば、決裁者には利用限度額を20万円や10万円にすることはできても、50万円にすることはできないということです。
もちろん、何か不備があって融資を取りやめることは可能でしょう。
受付での態度が悪かったり、求められた書類を準備できなかったりと、決裁者が利用限度額を減額する理由は多々あります。
コンピュータ審査で利用限度額がいくらになるかは、これは申込者にはどうしようもないことです。
でも、決裁者による最終判断は、コンピュータではなく人が行うものなので、そこには入り込む余地が僅かながら残されていると思います。
少しでも決裁者への印象が良くなるように、受付では最善を尽くすようにしたほうが良いでしょう。