返済実績を重ねると利用限度額が増額になる
新規の契約で利用限度額が10万円だったとしても、その後の状況によっては利用限度額が50万円になることがあります。
中小の貸金業者の中には、新規契約時の利用限度額のほとんどが10万円というところもあります。
大手や準大手の貸金業者と違って、中小の貸金業者への新規申込者はすでに多重債務者である場合がほとんどです。中小の貸金業者が利用限度額を新規で50万円に設定することはほとんどないと思います。
新規の申込者の大半が多重債務者であっても、それらを断っていては商売になりません。そのため、10万円や5万円といった少額で融資をしているのです。
そして、にそうした貸し方をしている貸金業者では、返済を3回から6回ほど受けると、利用限度額を増額していく傾向あります。
そうしたところでは、3年ぐらい取引していれば利用限度額が50万円になる人が多いようです。
もちろん、延滞したり収入が減ったりと、増額できないこともありますが、多くの人が利用限度額が50万円まで上がっていきます。
こうした例は中小の貸金業者では多くても、大手や準大手の貸金業者では多くはないと思います。
ただ、大手でも中小でも、取引期間が長くなればなるほど利用限度額が増額されるというのは同じだと思います。
収入が増えたり他社を完済したりでも利用限度額は増額されると思いますが、基本的には返済実績をつけることが利用限度額の増額に繋がると覚えておきましょう。