消費者金融はクレジットカードよりも高金利はウソ
借金の必要性に迫られたとき、ほとんどの人は消費者金融よりもクレジットカードでキャッシングをすると思います。
これは、消費者金融には高金利というイメージがつきまとっていることが、その原因の1つだと思います。
クレジットカードのキャッシングのほうが消費者金融でキャッシングするよりも金利が低いというのは、常識として持っていると思います。
消費者金融は高金利ということで、社会的にも多くのパッシングを受けていますが、クレジットカード会社がそうしたパッシングを受けているのはあまり見たことがないですよね。
でも、実は消費者金融でもクレジットカードでも、金利についてはほとんど変わらないのです。
以前調査したときには、消費者金融大手4社の平均貸付金利は年率27.28%でした。同じ頃のキャッシング会社大手4社の平均貸付金利は年率26.72%でした。
若干クレジットカードのキャッシングのほうが金利は安くなっていますが、ほとんど差はなく、クレジットカードのキャッシングよりも消費者金融のキャッシングのほうが金利が低いというケースは多々あります。
また、今は貸金業法の改正による金利の引き下げ前ということで、消費者金融もクレジットカード会社も、大手のところは年率15%から年率18%に引き下げています。
最近の消費者金融とクレジットカードのキャッシングの金利を比べてみると、以前にも増して差がなくなっていると思います。
ただ、高所得者の場合だけは、クレジットカードのほうが低い金利でキャッシングできると思います。
まあ、金利が低くなるような高所得者はあまりキャッシングを利用しませんので、ただの客寄せですね。