分割払いとリボルビング払いの違い
分割払いとは、クレジットカードでショッピングをした際、その買い物代金を3回、6回、12回など月ごとに分けて支払う方式になります。
クレジットカードの利用ごとに支払い回数を指定できるのが特徴で、金利(手数料)は支払回数に応じて変わります。
分割回数が長いほど支払う金利は高くなり、分割回数が少なくなるほど安くなります。また、2回払いならほとんどのクレジットカードでは金利は無料となっています。
分割払いのメリットとしては、支払い回数をその都度決めるので、支払い終了時期がはっきりすることです。計画的に返済することができ、借金が膨らみにくいと言えます。
逆に分割払いのデメリットは分割払いで複数の買い物をすると、月ごとの支払いが重なるために、月々の返済額が高額になることです。
分割払いで10万円の買い物をして翌月から1万円の支払いが発生するとします。
翌月にも新たに分割払いで10万円の買い物をして1万円の支払いが必要になれば、翌々月には合計で2万円を払わねばなりません。
一方、リボルビング払いは限度額内ならいくら買い物をしても月々の支払いは一定という方式です。
購入残高によっては支払額がスライドするのが一般的ですが、どちらにしてもそれほど大きな負担とはなりません。
リボ払いは毎月の支出が一定で家計管理が簡単ですが、買い物が増えれば支払い回数が増えてその分金利も大きくなります。
それに、支払いがいつ終わるか分かりませんので、思わぬ高額な金利を支払うことになる可能性もあります。
どちらも支払を先に延ばすもので、借金と言えます。借金と思って慎重に利用することが必要と言えます。