銀行よりも消費者金融のほうがお得な場合も
銀行からお金を借りたことがあるという人は結構いると思います。
銀行は消費者金融を傘下にしてして、銀行という看板で消費者金融を運営していると言っても過言ではありません。
銀行は傘下の消費者金融などを保証会社にして貸付を行なう保証制度を利用していますが、利用者から見た場合のその制度はいったいどんな感じでしょうか?
保証制度では、貸付は銀行が契約者に対して行いますが、連帯保証人として保証会社が付きます。
保証会社は消費者金融業者のこともあれば、クレジットカード会社や保証専門会社などのこともあります。
保証会社は保証料が収入となり、銀行は金利が収入となりますが、このどちらも利用者が負担することになります。
つまり、利用者は金利に保証領分を上乗せされていることになるのです。
さらに、万一支払いができなくなると、利用者は保証料を支払っているにもかかわらず、保証会社に全額を請求されることになります。
保証料はお金を貸しても大丈夫ですよと保証するものであって、払えなかったときに面倒を見てもらうというものではないのです。
これは支払いができくなったら保証人が代わりに支払うという通常の保証人制度とは全然違うものになりますので、注意しなければなりません。
銀行ではよく「おまとめローン」という名称で消費者金融の借入1本化を勧めていますが、これも保証料があるため実質年率は11?15%程度となり、決して安いとは言えません。
それなら、保証を行っている消費者金融などに直接申し込んだほうが、保証料がない分安く借りることができるかもしれないのです。
実際にクレジットカード会社のカードローンの金利には、同じ300万を借りた場合では金利が半分近く低い商品があります。
銀行だから金利が低いというのはイメージだけなので、しっかり確認してから申込するようにしましょう。