キャッシングには保険がない
キャッシング専用カードとクレジットカードの違いの1つに、盗難保険があります。
クレジットカードは必ず盗難保険がついています。クレジットカードを落としたり盗まれたりして、他人に無断で利用されたときには、その支払いは免除されますよね。
一方、キャッシング専用カードの場合、盗難保険どころか、保険そのものがまったく存在しないのです。
そのため、キャッシング専用カードを盗まれて使われた場合でも、カードの持ち主がその損害を負担しなければいけません。
クレジットカードは紛失しないように気をつけなければなりませんが、キャッシング専用カードはさらに気をつけなくてはならないのです。
ただ、クレジットカードと違ってキャッシング専用カードが悪用されるケースは、あまり多いとは言えません。
クレジットカードの場合は、インターネットショッピングならクレジットカードの番号だけで買い物ができるケースがほとんどですし、ガソリンスタンドなどでもサインしないことが多いですよね。
クレジットカードは暗証番号がわからなくても悪用されるケースが多いのですが、キャッシング専用カードの場合は暗証番号がわからなければ悪用されないのです。
キャッシング専用カードの暗証番号を安易に生年月日や電話番号など、簡単に推察できそうなものにはしないようにしましょう。