改正貸金業法によってクレジットスコアサービスが始まるかも
改正貸金業法によって、信用情報機関の一括管理が行われます。
これまで、貸金業者とクレジットカード会社、銀行がそれぞれ別々の信用情報機関を利用し、それらの連携は希薄でした。
しかし、新しい法律の下では、これらの信用情報が一元化されます。そうした流れから、カード利用者の信用度を採点する新しいサービスが始まるかもしれません。
日本よりもカードが社会に浸透している米国では、カードの支払い履歴や債務額、利用期間など、カードの使い方を評価して採点するクレジットスコアサービスが行われています。
クレジットスコアサービスで採点された結果は、住宅や車のローン審査に大きく影響するだけでなく、部屋の賃貸や就職時にも信用度をチェックされているそうです。
このクレジットスコアが社会的な信用を保証するものとして、米国では社会に深く浸透しているのです。
日本でも各クレジットカード会社や消費者金融業者は独自に利用者のスコアリングは行っていますが、それは自社内での審査に使われるのみです。
これが信用情報機関の統合によって、トータル的なスコアリングか可能になり、1年から2年年内にも米国型クレジットスコアサービスが日本でも始まると言われているのです。
今後日本でも、クレジットカードを賢く使って点数を稼ぎ、自分の信用度を上げ、それを利用して生活するという時代が来るかもしれませんね。