支払自由型クレジットカードの危険性【破綻の可能性が大きい】
近年、懐具合にあわせて一括払いもリボ払いも選べるという「支払自由型」のクレジットカードが続々登場して若者の間で人気となっています。
支払自由型のクレジットカードとは、最低5000(カードによる)円+利息を払っておけば、月々の支払はクリアできて自動的にリボ払いになるというものです。
簡単に言ってしまえばリボ払い専用クレジットカードですよね。
支払日までに一括で払うことも可能なので支払自由となるのですが、放っておけばリボ払いになってしまいます。
利用額が大きくなっても自分の都合に合わせて払えるということで、評判は上々のようですが、これは安易な借入を促しているとしか思えません。
消費者金融でキャッシングするのには抵抗があっても、クレジットカードでキャッシングやリボ払いすることに抵抗を感じない若者が増えています。
クレジットカードのキャッシングやリボ払いの金利水準は消費者金融と同程度であり、決して金利が安いとは言えません。
また、これまではクレジットカードの支払ができなくなれば、消費者金融から借入してカードがストップすることを阻止できました。
しかし、消費者金融の貸付審査が厳しくなるのと総量規制のために、今後はそれもできなくなります。
そうなると、クレジットカードの支払を滞る人が急増し、クレジットカード会社の督促が消費者金融のそれよりも厳しくなる可能性もあります。