弁護士に破産しかないと言われたけど破産したくない!
債務整理を決意して弁護士に相談した際、「破産しかないですね」と言われることがあります。
自分がどういった状況にあるのかは一般の人ではなかなか把握できませんので、弁護士からそう言われると、そうかと思ってしまいます。
でも、必ずしも弁護士の言葉が正しいとは言えませんので、その点だけは覚えておきましょう。
医療関係では「セカンドオピニオン」という言葉がありますが、これは借金を解決するときにも言えることです。
セカンドオピニオンとは、1人の医師の診断だけで治療しないで、別の医師の診断も受けて治療しようというものです。
医師の言うことは絶対ではありません。間違った診断をされて間違った治療を続けてはいつまでたっても治らないですよね。
弁護士や司法書士の言うことも絶対ではないので、納得ができる借金解決法を示されなければ、別の弁護士や司法書士に話を聞きましょう。
「破産しかないですね」と言われたとしても、別の弁護士に相談したら「破産を回避することができますよ」と言われるかもしれません。
ただ、弁護士に相談するだけでもお金がかかります。受任してからでないと解決法を提示できないという弁護士もいるでしょう。
できれば、役所や弁護士会などが開催している無料相談を活用したいところです。そういったところでは相談だけ、受任してもらうかどうかは後で決めることができます。