海外に引っ越すなら借金を全て返済してからにする
借金がある状態で海外に引っ越すことになったとき、きちんと精算してから引っ越しましょう。
海外に引っ越しをして、海外から毎月送金するのは少し無謀です。送金手数料だけでも数千円かかりますので、それなら先に精算しておいた方が良いというものです。
消費者金融やクレジットカード会社は海外に引っ越しをした人まで督促をしないのが一般的で、海外移住者が返済を忘れてしまえば永久に金利がついていきます。
海外移住の場合には時効が成立しませんので、文字通り永久に金利がついて借金が無限に膨らんでいくことになります。
日本に戻ってきて、借金がとんでもないことになっていたなんてことは避けたいですよね。
日本に残してきた借金は消えません。長期滞納者として個人信用情報機関に登録されてしまいます。
そうすると、日本で借金をすることができないですし、クレジットカードを持つこともできません。住宅ローンの審査も通らなくなり、いろいろな不都合が生じることになります。
カード化社会がこれだけ発達した日本で、カードを作れないのはなかなか不便ですよね。
それから、道徳的にも借りたまま海外に引っ越しをするというのはいけません。借金はあくまでも借りたお金であり、きちんと返さなくてはいけません。
返せないのなら返せないで、そのことを債権者に伝えなくてはいけません。借りて返さず、そのまま海外に逃げるような行為は道徳に反しますよね。