サラ金利用者が長期海外出張する場合はどうする?
海外出張する場合にはその期間にもよりますが、消費者金融業者に伝えてから行った方が良いでしょう。
2日や3日程度の海外出張なら良いですが、2カ月も3カ月も海外出張に行くというときには、支払いについて消費者金融業者に相談してから行くようにします。
海外からでも日本の銀行に送金することはできますが、手数料で数千円かかります。かなり損ですのでこれはやめた方が良いです。
仮に3カ月の海外出張が決まっているなら、出張中の支払いを免除してもらうように話をつけましょう。
お金を借りたときの契約内容は別に絶対というわけではありません。事情をきちんと説明すれば、消費者金融業者は柔軟に対処してくれる場合が多いです。
契約内容は絶対に守らなくてはいけないとは思わずに、海外出張など不測の事態が生じた場合には、必ず消費者金融業者に相談してください。
私が消費者金融業者に勤務していたとき、職業がフリーライターという顧客がいました。彼は年の半分ほどを海外で過ごしているような人で、出張で海外に行くという場合にはいつも事前に連絡してくれました。
ちなみに、海外出張中の返済は前払いか後払い、もしくは免除という処置をしていました。
どういった処置になるかはその消費者金融業者によるでしょうが、普段から真面目に返済している人で、取引期間が長い人ほど無理を聞いてもらえます。
逆に、借りてまだ1カ月という人が、海外出張で3ヶ月間入金できないと相談すれば、それなら全額返済してくださいと言われてしまうでしょう。