知り合いの借金を解決する場合の注意点
自分には借金がなくても、知り合いに借金があるというケースがあります。知り合いに借金のことで相談され、何か力になりたいと思う人もいるでしょう。
そんなとき、当サイトで得た知識を使って助けてあげましょう。借金の適切な解決法を知らない人は世の中に多く、解決法で失敗をしてさらに痛い目に遭う人もいます。
別に出し惜しみすることはありませんので、どんどんアドバイスしてあげてください。
しかし、ここで注意しなければいけないのは、弁護士や認定司法書士の権限を侵さないようにしなければならないということです。
まず、弁護士や認定司法書士以外の人が、報酬を得て債務整理の代理人になることはできません。これを破れば罰せられることになりますので、気をつけてください。
代理人になるとは、本人に代わって債権者側と連絡を取り合うことなどです。
「5万円で債権者と和解してあげる」とは、絶対に言わないでくださいね。
ただ、親切心から無償で行う行為については、罰せられることはありません。あくまでも報酬目的でとなりますので、覚えておいてください。ちなみに、報酬目的でなくても、後から報酬を受け取れば罰せられる可能性が高いです。
まあ、借金で困っている知人から報酬を得るというのは、かなり意地が悪いですよね。
また、特定調停や自己破産の手続きをするために、本人と一緒に裁判所に行くことは別にかまいません。付いていくだけなので、代理人も何もないですよね。