来店を要求する
あまりに不誠実な態度をとる債務者に対しては、消費者金融は来店を要求することがあります。
これは、電話を通して何度言っても全く債務者本人の返済態度が改まらないことに業を煮やし、直接厳重注意して債権の正常化を図ろうというものです。
それに、来店して直接話をするということ自体よりも、それだけこちらが困っているということを債務者に知ってもらいたいということでもあると思います。
債務者にしてみれば、電話に出て話をするのは負担になりませんが、わざわざ来店しなければいけないとなると、時間的な負担が大きくて嫌だと思います。
それに、非は一方的に債務者側にあることが多いので、怒られるがわかっていて来店するのはとても嫌だと思います。
債務者が嫌がることをすることによって、それをされたくないなら返済をしろというのが、消費者金融業者の借金の回収方法ですよね。
また、迷惑をかけている消費者金融業者から来店するよう要求されれば、それに応じなければいけないように思えます。
でも、別に返済が滞って迷惑をかけているといっても、それを理由に来店の要求に応じなければならないということはありません。
ただ、これはあくまでも法律的なことでの話で、人間的には応じなければいけないと思います。
消費者金融業者がお客様である債務者に来店を要求するということは、余程のことだと思います。それだけ不誠実な対応をしているということを、よく反省しなければいけないと思います。
お金がないならないではっきりと伝え、返済のために努力をしていることもはっきりと伝えることが大切だと思います。