訪問されるリスク
借金をすると、早朝や夜間に自宅を訪問されるリスクがあります。
もちろん、ただ自宅に来て、こんばんわと言うだけではないですよね。訪問の目的は「返済をしろ」というものであることは言うまでもありません。
別に貸金業者の訪問員が来て暴力を振るったり怒声をあげたりするわけではありません。でも、そもそも家に来るということだけでも嫌です。
借金の返済を滞っている人が悪いことは間違いなく、債権者に迷惑をかけているのは否定できません。
延滞をしている場合には、債権者が強い立場で債務者が弱い立場になります。弱い立場の債務者にとっては、債権者とできるだけ接触したくはないというのが本音でしょう。
ところが訪問されると、嫌でもその債権者と顔を合わせなくてはいけません。しかも、返済ができるなら良いですが、多くの場合が返済を待って欲しいと頼まなくてはいけません。
つまり、訪問されるのは気持ちの良い話とは言えないのです。
また、債務者は働いているのが普通ですので、日中に自宅に居るとは考えられません。
私が勤務していた消費者金融でもそうでしたが、訪問は早朝か夜に行われるのが一般的です。
貸金業規制法で督促する時間帯は規制されていますが、朝8時から夜9時までは督促可能時間になりますので、朝8時や夜8時といった時間帯に訪問が行われます。
人にもよりますが、朝8時に家に居るとすれば出勤前の一番忙しいときですし、夜8時は夕食を食べ終わる頃になるなるかと思います。
どちらも訪問されるのは嫌な時間帯と言えますね。