クレジットカードにはリスクがある
消費者金融業者からお金を借りる行為は、一般の消費者には多少敷居を感じると思います。
消費者金融業者大手のクリーンなテレビコマーシャルがたくさん流れていても、世間ではやはり消費者金融業者を利用することは恥だとする人は多いです。
一方、クレジットカードの場合には、消費者金融のような悪いイメージがありません。むしろ、社会人にまでなってクレジットカード1枚持っていないと、逆に恥に感じるぐらいですよね。
クレジットカードを複数所有していると、なんだか偉くなった気になる人もいるぐらいです。
クレジットカードにはキャッシング機能がついていることが多く、消費者金融での借入よりも安易にキャッシングをしてしまう危険性が潜んでいます。
安易に借金できるということは、後々のことを考えずに借金をしてしまう可能性が高くなるということです。
消費者金融業者の利用者が破綻したという声に比べて、クレジットカードのキャッシングで破綻したという声はあまり聞こえてきませんが、聞こえてこないだけでたくさんあります。
また、クレジットカードを利用すると、ポイントが付与されるのが普通です。ポイントを溜めれば商品券や品物と交換でき、現金で支払うよりもお得になりますよね。
クレジットカードの中には、買い物でのポイントは1000円で1ポイント、キャッシングでのポイントは1000円で5ポイントというように、キャッシングのポイント付与が有利になっているものがあります。
それならキャッシングのほうがお得だと、キャッシングを利用する人がいます。
この場合、もらえるポイントは多くなります。でも、キャッシングには金利が発生しますよね。ポイントをもらっても、それ以上の金利を支払うことになるのです。
借金人生のきっかけが、クレジットカードだったという人は多いです。クレジットカードにもリスクがあるということを覚えておきましょう。