リボ払いは支払いが増える
10万円の品物を現金で購入すれば、消費税を考えなければその支払いは10万円です。10万円の価値となる品物を買うのですから当然ですよね。
クレジットカードで10万円の品物を購入すると、1回払いと2回払いなら支払いは10万円です。これも当然ですよね。
中には、ポイントがつくから実際には少しだけ安くなるという人もいるかもしれませんが、クレジットカードのポイント換金率を見るとあまり考えなくても良いことに気がつきます。
では、リボ払いで10万円の品物を購入した場合ではどうでしょうか?
リボ払いで10万円の品物を購入したとき、毎月5000円ずつ支払いをしたとして、20回払いの10万円で支払いが終了することはありません。
リボ払いには金利が発生しますので、10万円の品物を12万円や13万円で購入すると思っても良いでしょう。
このことはクレジットカードのキャッシングや消費者金融業者での借入でも同じです。
10万円の借金で10万円の品物を購入すると、最終的には12万円も13万円も支払わなくてはならなくなるのです。
さらに、リボ払いの支払いや借金の支払いを怠ると遅延損害金が発生して、さらに余分なお金を支払わなくてはならなくなります。
リボ払いでの購入は、遅延損害金によって想定よりも支払う金額が増えることが考えられますので、注意が必要なのです。