借金が癖になるリスク

借金が癖になるリスク

借金は癖になるものだということを十分承知する必要があります。

借金というものはとても便利なものです。借金をしたことがない人にはその便利さがわからないかもしれませんが、高い金利を支払ってもその価値があると思えるようなものなのです。

現代では、お金がなければとても窮屈な思いをしなければなりません。それに、お金がなければ生活することもできませんよね。

でも、お金がなくても借金をすると、何とかなってしまうのです。借金は不可能を可能にするものだと言っても言いすぎではないでしょう。

ただ、借金はとても便利な反面、その後が大変です。しかし、お金を得た喜びだけが強く印象に残り、その後に待つ返済のことは忘れがちなのです。

１度借金をしてその便利さに気がつくと、癖になって借金することをやめられなくなる人がいます。

そうした人は、多重債務者になってどこからも借りれなくなって初めて、返済に目が行くことになるのです。

また返済に困ったとき、他社から借金をして返済に充てることを１回でもしてしまうと、その後もこの行為を続けてしまうことになります。

自分のお金から返済のお金を用意するのは困難と感じても、借金して返済のお金を用意するのは容易に感じるからです。

結局、借金をすればその場のピンチを簡単に抜けられるということが、癖になる要因になるのでしょう。