取立を受けるリスク
貸金業規制法が年々強化され、消費者金融業者は厳しい取立行為が今ではできなくなっています。しかし、口調は丁寧でも取立行為が弱まっているわけではありません。
過払い金の返還請求が活発になり、経営的打撃を受けている消費者金融業者が、回収に力を入れても不思議ではありません。今後も厳しい取立行為が続くことはまず間違いないでしょう。
取立には電話や訪問、訴訟などがありますが、取立を受ける側からすればどれも嫌です。支払えないのに支払えと言われることほど胸が痛むことはありませんよね。
延滞者は支払いをしたくても支払えないのですが、それを言っても消費者金融業者には伝わりません。
消費者金融業者からすれば支払えないのではなく、支払わないになってしまい、自分が悪いだけに返す言葉もなく、ただ黙って聞くしかありません。
消費者金融業者から取立を受けると、精神的にかなり辛い思いをすることになります。これは取立をしてきた立場でも、それはよくわかります。
取立を受けたことがない人の中には、取立を受けてもそれほど苦しまないのではと思う人もいるでしょうが、1社や2社程度の取立ならその通りです。
でも、取立が10社にもなれば平穏な日々を送ることはまず不可能だと言えます。携帯電話に取立を受けるという場合には、それこそ携帯電話が鳴るのにも恐怖を感じるようにもなるでしょう。
消費者金融業者から借入をすると、取立を受けるリスクを背負うことになるのです。