
悪質な取り立てには法的な処置で対抗すべし!返済できないからといって相手の脅しに耐える必要はない。
悪質な取り立ては違法だと知ろう
借金の返済で苦しんでいる人は、少なからず負い目を感じていることでしょう。
それは返済が遅れていると言う現実に対して、良心の呵責が働くためですが返済できないのにはそれなりの理由があるはずです。
返済できるのにしない、遅延しても連絡もしない、返す気など端から無いなどのような不誠実極まりない場合には債権者が強弁な態度に出ることも致し方ない面もあるでしょう。
しかし多くの人は返したくても返せない、どうしようもない理由があるわけですが、債権者としては返済が遅くなればなるほど、債務者に対して苛立ちを募らせていきます。
そして良心の呵責というものに付け込んで、悪質な取り立てを行うようになるのです。
全ての金融機関が悪質な取り立てをするわけではありませんが、現実問題として悪質な取り立てを行う業者は後を絶たないのです。
確かに貸したお金を返さないことは契約不履行ですから、法律に則って手続きを行い、債権を回収する権利が債権者にはあります。
しかし返すアテがないにもかかわらず、執拗な取り立てや暴力などを振るうのは違法な事だと知っておきましょう。
ただし貴方には自分の状況を冷静に判断して、債権者に対し誠心誠意の説明を行い、将来に渡っての返済計画を説明する義務があります。
この義務を行っても、尚且つ悪質な取り立てをするような債権者に対しては断固として立ち向かい法的手段に訴えていかなければいけません。
貴方は返済する義務がありますが、返済できない状態になった場合にはそれを清算する権利も同時に持ち合わせているのです。
返済しないのは人間として失格だ!と罵声を浴びせられたとしても、それを鵜呑みにして更なる借金地獄に陥ったり、犯罪行為に手を染めるようなことは絶対に避けなければなりません。
悪質な取り立てには法的な処置で対抗できる
借金の取り立てが続くと人は冷静で居られなくなります。
精神的に追い込まれてしまい、四六時中借金返済のことを考えるようになります。
電話での督促、大量のはがき、場合によっては自宅への押しかけなど取り立てはどんどんエスカレートしていくことがあります。
そのような悪質な取り立ては違法行為ですから、辞めさせなければいけません。
精神的に追い込まれてしまうと、借金苦で自殺してしまう人も現実にいるわけです。
そんなことになってはいけません。
取り立てを辞めさせることが、借金をどのように返済していくかの計画を立てるための第一歩になると考えてください。
悪質な取り立てに怯えているだけでは前に進むことはできませんし、借金を返したくても返せない毎日がひたすら続くだけです。
違法な取り立ては法的処置によって辞めさせることが可能ですが、借金をしている人にはどのような取り立てが違法なのかも判断できないケースが多く見られます。
まずは違法な取り立て行為とはどういったものがあるのか、相手はどういう立場の人間なのかそういったことを正しく理解することから始めなければいけません。
でなければ、右往左往するだけで業者の思うつぼにハマってしまい、抜け出せなくなります。


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