貸金業者から勧められて
実は意外と多い借金をする理由が、貸金業者に勧められたからというものです。
今まで取引のない貸金業者から電話がかかってきたり、ダイレクトメールが届いたりして、借金を勧誘されることはありません。
でも、1度でも取引をしたことのある貸金業者や、現在取引のある貸金業者から「借金の勧誘」をされることはよくあります。
本来、貸金業者は融資の勧誘を行ってはいけません。これは貸金業規制法で決められています。
しかし、それは営利企業には無理な話です。利益を出すのが営利企業であって、宣伝や勧誘をしないわけにはいきません。
貸金業界では、勧誘については実質的には規制さていません。もちろん、細かい取り決めはありますが、基本的にはバンバン勧誘しても差し支えはないのです。
返済に努めていたときに、貸金業者から「特別キャンペーンで今ならご利用金額を大幅に増額できますが、どうですか?」と言われたらどうでしょう?
やっと完済したというときに、貸金業者から「今なら1ヶ月無利息で融資できますがいかがでしょうか」などと言われたらどうでしょう?
お金を借りれば返済しなければいけませんが、欲しい物が買えます。ついつい「お願いします」と承諾してしまう人がいても不思議ではありませんよね。
貸金業者に勧められるとつい借金をしてしまう人がいますが、必要のない借金をしてはいけません。