借金に対する認識の甘さ
借金をして自己破産した人が口々に言うのは、「借金に対して認識が甘かった」ということです。
借金に対する認識の甘さが、借金をする理由になってしまう場合はあります。
借金をただの分割で支払えると認識している人がいるのなら、考えを改めなければなりません。
100万円のお金を借りれば、100万円を分割で返済すれば良いわけではありませんよね。
借入金額が多くなると、毎月の金利を支払うだけで元金の返済ができなくなるケースがあります。
初めに借金をするときには、そんなことは考えもしないでしょう。
私を含め、消費者金融で1回でも働いた経験がある人なら、消費者金融だけでなく、すべての借金に対して慎重になるはずです。
借金のことを知れば知るほど、借金が危険なものだと認識するようになりますので、よくよく考え、本当にその借金をしなければいけないのか考えるのです。
借金をきちんと知れば、安易な借金はできなくなります。逆に言えば、借金がどういうものかをきちんと認識しない人は、安易な借金を繰返してしまうでしょう。