東京都が調査した「借金の理由」順位
東京都消費生活総合センターが調査したところによると、主な当初借入理由でもっとも多かったのは「低収入・収入の減少」でした。
1番最初に借金したときの主な理由として、同センターに相談した人の33%が「低収入・収入減少」とのことです。
次に多かったのは11%で「事業資金補填」になり、「商品等購入」と「ギャンブル・遊興費」、「借金の返済」が5%、「保証・肩代わり」が4%で続きます。
その他の37%については「不明」となっていますが、明確な理由がわからないというのも問題ですよね。
ある意味では「気づいたら」とか、「恥ずかしくて言えない」ような理由が1番多いのかもしれません。
この調査結果を見ると、ギャンブルや遊興費、商品等購入で借金をした人が10%しかいないことがわかります。
ただ、中には言いにくくて不明に入った人もそれなりにいると想像できますので、実際にはもう少し多いかもしれません。
どちらにしても借金苦の原因が「遊び金」というケースは少ないので、借金をしている奴は悪いという言い方は適切ではないということです。
また、これはあくまでも相談した人の中での割合になりますので、「低収入・収入減少」という理由が必然的に多くなるでしょう。