投資資金
昨今、借金をする理由の中でも急成長を遂げているのが「投資資金」です。
投資にはいろいろな種類がありますが、消費者金融などからの借金の使い道として多いのは、株とFXです。
どちらもインターネットで簡単に口座を開設することができ、インターネットや携帯電話で売買が可能です。
投資資金でお金を借りる考え方は、企業のする借金と意味的には同じです。
100万円を借りてそれを150万円増やすという考え方ですよね。
この考えでお金を借りることは別に間違いではありませんが、リスクは相当高いと言えます。
世間では、商売が成功して大金持ちになったという人や、株やFXで大もうけして何億というお金を手に入れたなどという人が紹介されています。
しかし、儲かる人はほんの一握りで、実際にはほとんどの人が失敗して多額の借金を背負うことになるのです。
企業も同じです。新しい企業が生まれてはそれ以上に企業が消えていっているのです。
投資自体は悪いことではありませんが、借金をしてまでするようなことではないと言えます。
投資はあくまでも自己資金の範囲内でするのが理想で、借金、しかも消費者金融のように高い金利で借金をしてするようなことではありませんので、気をつけましょう。
ちなみに、消費者金融の金利が年率18%とすれば、それ以上の割合で株やFXで資金を増やさなくてはいけないのですが、これは現実的に考えて無理があります。