架空請求の例
架空請求についてはマスコミでも取り上げていますので、その手口はかなり知れ渡っていると思います。ですが、一応ここでも紹介します。
携帯電話のサイトで無料の着メロサイトを発見したとします。登録料も利用料も無料となっていましたので、そのサイトに登録します。
数週間後、登録した携帯電話に男から電話がかかってくることになります。
男は電話で「登録料が2万円、利用料月額3万円、延滞料4万円を支払え」と言ってきます。
こちらが会社名を聞くと、まったく聞いたことがない名前です。もちろんこれは架空会社です。男は、ある着メロサイトを運営している会社から依頼されて請求していると言ってくることが多いでしょう。
そして、「支払いしなければ裁判になって強制執行することになる。今から支払いをするなら、延滞料は2万円にまけてやる」と強制執行を盾に割引をエサに支払いを促してきます。
そこで支払いすると言うと、エクスパックに現金を入れて指定住所に送れと言われることになるでしょう。
これが架空請求の一般的な手口になりますが、架空請求による詐欺があるのを知らなければ、支払いをしてしまう人がいるのも仕方がないですよね。
でも、ここでもう架空請求について知ったのですから、もう騙されることはないですよね。