金利が少し高い業者
ヤミ金融業者にもいろいろなところがありますが、最近多くなっているのが消費者金融崩れの業>者です。
消費者金融業者への法規制が厳しくなり、中小零細の消費者金融業者は商売として成り立たなくなっています。
廃業して、その後にヤミ金融業者になるというケースが非常に多くなっているのです。
ヤミ金融業者になってしまえば、もう法律を守る必要がありませんので、それだけ商売がしやすいということです。
そうしたヤミ金融業者は、年率30%から50%程度の金利で貸付を行っています。正規の消費者金融業者が年率15%から29.2%で営業していますので、そう大差はないと言えますよね。
でも、経営者からすれば、この差が大きいのです。
特に、中小零細では年率が20%以下になれば経営が成り立たないところがほとんどで、違反した金利分がそのまま利益になるようなものなのです。
利用者のことを考えても、年率1万%のヤミ金融業者に走るよりも、年率40%で借りたほうが良いだろうといった感じです。
こうしたヤミ金融業者では怖い取立もないことが多く、ただ貸出金利だけを少し違反しているということです。
そのため、利用者とヤミ金融業者の間でトラブルになることが少なく、摘発される心配も少ないということです。ある意味では健全な資本主義だと言えるかもしれません。