集団取立
ヤミ金融業者の取立行為の特徴に、集団で取立にくるということがあります。
1人よりも2人、2よりも3人、3人よりも5人、5人よりも10人で取立に来られたほうが、遥かに威圧感があって支払いする気になってしまいますよね。
ヤミ金融業者で働いている人も所詮は同じ人間なので、1対1ならそれほど怖いことはないと思います。もちろん、女性は相手が1人でも怖いと思いますが、取囲まれないだけ不安は少ないと思います。
しかし、相手が2人以上になると、逃げることが難しくなりますし、相手に集団心理が働いて態度もより悪くなるのが普通です。
考えてみてください。強面の男性5人に捕まえられて、お金を払えと一喝されれば、誰だって怖くて支払いしたくなりますよね。
ヤミ金融業者では、最低でも2人以上で行動することが多いようです。そして、5人以上で取り囲まれたとき、ヤミ金融業者からお金を借りたことを本当に後悔することになると思います。
また、正規の貸金業者でも、以前までは2、3人で訪問回収ということもありましたが、集団で取立することが法律で禁止になりましたので、今はそういったことはないはずです。
もし、正規の貸金業者が2人以上で訪問回収に来た場合には、相手に対してそのことを強く抗議するとともに、速やかに金融庁に報告するようにしましょう。
もちろん、相手がヤミ金融業者の場合には、集団で訪問回収に来たと騒いでも、もともと法律を守る気がありませんので、まったく意味はないないですよね。
相手がヤミ金融業者の場合には、即刻警察に電話して、身の危険を感じると伝えて保護を要請するのが良いと思います。