需要がなくならない限りはなくならない
ヤミ金融は大昔からあります。好景気のときでも不景気のときでも、バブルがはじけたときでもヤミ金融はなくなりませんでした。
架空請求やオレオレ詐欺が大流行しても、ヤミ金融が消滅したわけではありません。
ヤミ金融の需要がなぜなくならないのか不思議ですが、ヤミ金融を必要としている人がなくならない限りは、ヤミ金融がなくなることはないと言えるでしょう。
貸金業法の改正により、貸出金利の上限が引き下げられ、さらに貸付の総量規制がされます。
でも、これは登録している正規の貸金業者だけに適用されるもので、ヤミ金融業者には一切関係のない話になります。
正規の貸金業者が貸せなくなった分、ヤミ金融業者の市場が一気に拡大する恐れがあると言われています。
ヤミ金融業者を利用する人は、経済的にかなり切迫した人になります。ただ、日本には生活保護制度があるように、経済的に苦しくても生きていくことはできるはずです。
貧困で死ぬような人は今の日本では少ないはずです。そう考えると、ヤミ金融業者を利用する人は、お金の得方を知らない人だと言っても良いでしょう。
市役所では生活保護申請以外にも無利子で貸付も行なっていますし、贅沢さえしなければ、ヤミ金融を利用する理由はないと言えます。
まあ、人にはいろいろな事情がありますので、お金の得方を知って贅沢をしなければ、ヤミ金融を利用しなくても良いと言うのは少し乱暴かもしれません。
それでも、絶対にヤミ金融を利用しないといけない状況など、あるはずはありません。利用しても良いことは1つもないと、断言もできます。